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2003年が明けてすぐ,大井町界隈を散策していたところ,ひょんなことから IBM 5576-002 (KEYBOARD-2) を購入する羽目になってしまいました。信じられないくらい美品でした。若干の埃とケーブルやゴム足の汚れを除けば,倉から出したばかりかもと思えるほどで,このタイプとしては珍しく(?),キーの磨り減りもキートップの欠落もなく,傷も皆無と言っていいほどです。年明け早々運を使い果たした感さえあります。私自身はどちらかというとノンクリック・リニア動作が好みですので,必ずしも理想的なキーボードではないのですが,特殊板バネを使用した軽快なクリック感は,熱烈なファンが支持するのも理解できる良質な作りとなっています。
さて,このキーボード,一見すると普通の106日本語キーボードなのですが,最前列やテンキー等の配置がいくらか異なっていて,実際,キーボード識別番号や通信内容(キーコード)が違っているため,そのままでは106キーとして使用することはできません。Windowsなら専用のドライバを使用したり,レジストリを変更するなどして使用することができますが,何かと厄介です。
これらの制約と取り払って,106キーボードとして使用できたら便利でしょう。そこで,ハードウェアキーボードアクセラレータ Quckey! に,5576-002を一般的な106キーボードとしてエミュレーションする機能を実装してみました。これを使用すると,5576-002キーボードを接続したとき(キーボード識別番号が0x90abのとき)は,専用のキーコード変換テーブルを使って,普通の106キーボードと完全に同じ配列となるようにしています。[漢字カタカナ]が[Alt]に変わったり,テンキーの[*]が[NumLock]に変わるなどして,通常の日本語キーボードドライバのままで,5576-002を106キーボードとして使用できるようになります。もちろん超高速リピート機能も使えます。普通の106キーボードを接続したときは,今まで通りに動作するようになっています。
続きは Quckey! をご覧ください。
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